【公務員面接】自治体による質問の傾向、その違いを解説
【公務員試験 面接論】
このカテゴリーでは、僕が民間企業から地方上級(県庁~市町村)の面接を受けた経験から、公務員試験の面接について感じたことを紹介していきます。
当サイトを参考にしたことによる不利益には責任を負えませんが、民間・公務員合わせて面接通過率91%の筆者がある程度自信を持ってお伝えします。
⏩今回は、自治体を
の2つに分けて、筆者が感じた面接での質問の「傾向の違い」について書きたいと思います。
古い、新しいって?
いわゆる「すすんでいる自治体」か「そうでもない」かの違いです。
これだけでピンと来た方は、この項は読み飛ばしてOK!
都会のほうが、必要にかられて新しい価値観を取り込んでいきます。
対して、田舎の自治体はのんびりやってるなぁ、って印象あると思います。
「すすんでいる自治体」は、他の同地域の自治体よりも試験の倍率が高くなります。
ケースバイケースではありますが
例えば同じ県内の「市」では平均10倍くらいの倍率なのに
A市だけ30倍も倍率があるぞ、という場合。
A市は「すすんでいる自治体」であり、この記事の「新しい価値観をもつ自治体」に書いてるような質問が来ると予想できますね。
1,大きい・新しい価値観をもつ自治体
こういった自治体は、民間企業と同じような質問をしてきます。
例えば
- 大学で何を学んできたか(ゼミ・授業で)
- あなたの強みはウチでどう役に立つ?
- 奇抜な質問(笑)
などなどです。
一般化すると
⏩個人の能力・ポテンシャルを見ている
と言えるでしょう。
いわゆる、普通の面接ですね。
ちなみに奇抜な質問というと
私は「この街で、一日知人を連れ回すならどういうプランで回りますか?」という質問をされたことがあります^^;
2,小さい・古い価値観をもつ自治体
こちらが少し特異です。
- どのようにストレスを解消しますか?
- 上司とうまくいかない時どうする?
- 今まで1番ストレスを抱えたことは?それにどう立ち向かった?
といったことを聞かれます。
・・・もうわかりますよね。そうです、ストレス耐性ばっかり聞かれますw
中には1回の面接で言い方を変えて2度聞いてくる面接官もいました。
まとめると
集団の中での立ち振舞やストレス耐性を見ている
と言えるでしょう。
もちろん、あなたが学んできたことや、学生時代打ち込んだことも一通り聞かれますよ。が、そこでの深追いはしてこない印象です。
こういった自治体を受ける予定のある人は
自分はこうやってストレスと付き合ってるんだ、ということを的確に人に伝えられるようにしておくほうがいいと思います。
さいごに
どんな自治体や企業を受けても、一通り聞かれます。(←ここ大事!上記はあくまで傾向!)
何を勉強したかを聞かれるし、ストレス耐性も問われます。
でも小規模・古い価値観をもつ自治体で想像以上にストレス耐性について聞かれたので、この記事を見つけてくれた同じ境遇の人が驚かないように、書きました。
お役に立てば幸いです。